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走るたまご
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オールスター2(既に乗り遅れ記事)
【オールスター:第一話

僕と正貴のバッテリーは中学生になった辺りから有名になり始めた。
高校も同じ学校に進み、野球部に入り相変わらずバッテリーを組んでいた。
そしてそのまま二人は高卒でプロ入りすることになった。
正貴は当然だが、まさか高卒で僕までもプロに入れるとは思っていなかった。
正貴は当然だと言っていたが、僕が一番驚いていた。



そのプロに入った年。僕と正貴はファン投票でオールスターに選出された。
「高卒ゴールデンバッテリー」という謳い文句だったのが選ばれた理由だと思う。



そして僕らは大舞台に立つことになった。
いつもの試合とは一味も二味も違った。
『これが最高の舞台』僕はそう心から思った。


ここで再び僕は思い出した。
昔彼が言った言葉を…

嬉しさと一緒に込み上げてくるものがあった。
プレー中、球場はまるで別世界のようだった。
グランドは全てが輝いていた。
その輝くグランドで僕は正貴のボールを受けた。とても幸せだった。
僕の心は青空のようにとても澄んでいた。


だが正貴はいつもと同じ表情を見せていた。
いつもの公式戦となんら変わらない顔をした。
投球中はもちろん、ベンチに居るときも試合が終わっても表情は一向に変わらなかった。


流石に不思議に思ったが、オールスターの話題を出すのは恥ずかしく結局その話題には触れなかった。
いや、言わずとも僕らは分かっていると信じたかった。
僕らは静かに喜びを分かち合ってると思いたかったのだ。



そして数年後僕はプロ野球を引退し、正貴はメジャーリーグへと旅立った。
正貴はメジャー生活最後の年に初めてメジャーのオールスターに出場した。
彼は飛び切りの笑顔を見せながら野球をしてた。
そんな姿で野球をやっている正貴を見るのは僕ですら初めてだった。
まるで別人のようだった。

僕は誰も居ない部屋でそれをテレビで観ていた。
そこで僕はやっと全てが分かった。昔正貴が言った言葉の意味が。
僕の頭の中でフラッシュバックが起こった。
正貴が言った「一緒にオールスターに出よう」はプロ野球ではなくメジャーリーグのことだった。
正貴は始めからそこしか見えていなかった。


ごめん正貴、約束果たせなかった。



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コメント
この記事へのコメント
最後こういうオチで来ましたか∑( ̄□ ̄|||)
ごちそう様です

この話cotssさんの絵で漫画化したらどうっすか??(笑
2007/07/24(火) 01:12:45 | URL | ヒゲめがね #bxvF113M[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
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2007/07/24(火) 02:36:35 | | #[ 編集]
途中、オチわかったけど、よかた!
どうした、ことすwww
2007/07/24(火) 13:12:43 | URL | いくり #gr2Rcpyw[ 編集]
>ヒゲめがねさん
へへへその反応はやったぁ!って感じですw

いやぁ出来たらそっちの方がいいですよ。文才うんこですから。でも今は画力のほうがうんこなんで;;


>非公開コメントさん
確かにそこが一番の難点であります。
そう考えるとこの話は短編にすべきではなかったのかもしれません。
でも長くしたところで俺の文章力じゃ美しい描写は期待できませんけど。。

うおお!なんというお褒めの言葉。マジで嬉しい。
確かにこのお話はオチに意味がありますからね。
そこを褒められるとニヤケが止まらないww

いやいやむしろ公開で!ね?^^


>いくりさん
オチ読まれたか。。痛い俺。
どこで読まれたかによるけど。
うわーい、嬉しい!!

完全にテストの逃避だよwwww
2007/07/25(水) 23:40:50 | URL | cotss #fdW3Q8EE[ 編集]
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